不登校が中学生になって始まった場合の親の対応は?

不登校になってしまう子供が多い年代としては中学生になる頃だとされています。

親の対応としてはどのようにするべきなのでしょうか。

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実は中学生の時期は最も不登校が増える

自分の子供が不登校になってしまうのは親としては本当に不安であると思われますが、実は中学生の時期は最も不登校の子供が増えやすい時期であることをご存知でしょうか。

小学校とは違い、多くの学校から生徒が集まるため、その中で新たな人間関係を築いていかなければならない中学生の時期というのは、周りにも非常に気を遣う時期でもあります。

また、小学校の頃よりも考え方が大人びていたり、逆に劣等感や嫉妬などちょっとしたことで誰かの反感を買って仲間外れにされることもある残酷な時期であります。

そのため、小学校の時は元気に学校に通って楽しそうだったのに、中学生になって急に不登校になる子供というのも決して珍しくないとされているのです。

中には、小学校での不登校が250人に1人の割合に対して、中学校の場合には35人に1人の割合で不登校になるというデータもあるとされています。

それだけ、中学生の時期というのは子供にとっても非常に難しい時期でもあるのです。

親としてはどう対応するべき?

一日、二日くらいは体や心が新しい環境の慣れずに疲れていたりして学校に行きたくないと思うこともあるだろうと、休ませてしまうこともあるかもしれません。

それが3日、5日となってもまだ学校に行こうとしない場合には、親としても何とか学校に行かせないとと、焦ることもあると思われます。

ただ、不登校になったからと言って親が無理やり学校に行かせるようなことはしないようにしてください。

うまく言葉で説明してくれなかったり、正直に話してくれないこともあると思われますが子供としてものっぴきならない事情があるからこそ不登校となってしまっているのです。

それなのに、ただ親の不安を解消したいがために無理に学校へ行かそうとすると子供は逃げ場を失ってしまい悪い方向に向かっていくことも考えられます。

不登校であることは確かに不安かもしれませんが、親としてはゆっくり焦らず対応していくのが望ましいと言えるでしょう。

必要であればカウンセリングを受けることも

子供にとって、中学生時代をどう過ごしたかということがこの先の人生を決めてしまうほど大切な時期でもあるとされていますが、中学生で不登校になった場合、親の対応としてはとにかく子供の気持ちに寄り添うことが大切だと言えます。

自分が好きで不登校となっている子供はいません。

本当は行きたいけれど、どうしても体や心が学校に行くことを拒んでしまい行けなくなっている可能性もあります。

中には、特に大きな病気があるわけでもないのに学校に行く時間になると頭痛や腹痛を訴えることも少なくないとされています。

大人が思っているほど子供の世界は簡単ではなくむしろ子供の世界で生きることの方が息苦しいこともありますので、まずは子供の気持ちに寄り添い優先してあげることをおすすめします。

子供自身に不登校を解消したい気持ちがあるならば、不登校専門のカウンセリングを受けてみることも選択肢の一つですので、親は焦らず落ち着いた態度で対応するのが良いと言えるでしょう。

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