学生時代に不登校を経験した人は少なくないとされています。
その経験を活かすにはどうすれば良いのでしょうか。
不登校の経験、活かすことはできる?
学生時代に不登校を経験し、それを乗り越えた人は数多く存在すると思われます。
不登校のパターンというのは人それぞれですが、つらく苦しい時期を乗り越えて今現在普通に生活しているとしたら、それはすごいことです。
ただ、中には不登校であったことを他人に言えない人もいるかもしれません。
苦しかった時期を思い出すのもつらいからというのも当然ですが、不登校に対してあまり良いイメージを持っていなかった場合、誰かにそのことを話すのをためらってしまうこともあるでしょう。
しかし、逆にその経験を活かすことが出来たら、その当時は絶望的な状況だったとしても無駄な経験ではなかったと思えるのではないでしょうか。
では、不登校の経験を活かすにはどうすれば良いのでしょうか。
不登校の経験を活かす職業ってどんなものがある?
実際に不登校の経験を活かすには、その経験を活かしやすい職業に就くのが良いと言えます。
まずおすすめの職業としては、教員です。
そもそも学校に関わっている職業であれば、不登校の経験を活かすのに最適ですし、実際に不登校経験者の一部は教育関係に興味を持つようになって教員となる人もいるとされています。
スクールカウンセラーをきちんと常駐させている学校もありますが、中には不登校に対して専門の先生がいないために子供が不登校になっても学校側が十分な対応をしてくれず不満が残ったという親御さんもいるようですので、不登校の子供に対し学校教員として親身に接してあげられるのではないでしょうか。
学校教員以外で不登校の経験を活かすことが出来る職業としては、不登校の子供が通うフリースクールのスタッフや養護教諭、保育士なども不登校の経験を活かすのに適した職業と言えるでしょう。
こんな活かし方もあるって本当?
不登校の経験を活かすという意味では少し違った意味になるかもしれませんが、中には不登校中に熱中したことが職業となっている人もいるとされています。
学校に行っていたらそこまで自分の好きなことに熱中できなかったものの、不登校となったことで好きなことに費やせる時間ができて結果的にその好きなことを仕事にできるとしたらこんな幸せなことはないのではないでしょうか。
フリースクールや自宅で自分の好きなことに熱中し、そこから新たな職業に就くというのも新しい考え方と言えるでしょう。
不登校を経験したからと言って絶対に活かさなければならないと思うことはないのです。
不登校中というのは学校生活や周りとのつながりがなくなってしまうため、孤独な時間と思われる人も多いことでしょう。
それを逆手にとって自分の好きなこと、あるいはこれからやってみたいことを広げる時間ができたと思えたら、不登校の経験も悪くないと思えるのではないでしょうか。