不登校の子が家の中でやることって何?

不登校の子は、家の中でどのようなことをしているのでしょうか?

ここでは、彼らが家の中で「普段や(ってい)ること」と「これからやる(べき)こと」の、2つの「やること」について解説します。

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家の中で普段やっていることって何?

特に人間関係が原因による不登校の場合、学校に通っている子たちとの鉢合わせを恐れているため、彼らはほとんどの時間を、外出をせずに家で過ごしています。

不登校の子たちが普段、家の中でやることと言えば、主にテレビやビデオ、動画サイトや音楽の鑑賞、そして読書やゲームといった娯楽活動です。

部屋の中でゴロゴロしていても、一人で楽しめるものが、そのほとんどを占めます。

そのため、不登校が長期化するにつれて懸念すべきことは、次の2点が挙げられます。

まず1つ目は、体を使わないことによる、運動能力の低下です。

そして2つ目は、勉強が遅れてしまうという点です。

これから家でやるべきことって何?

次に、もう1つの「やること」、不登校の子が家でこれからやるべきことについて解説します。

適度な運動を心がける

不登校によって、毎日家の中で過ごしていると、とかく運動不足になりがちです。

腕立て伏せや腹筋、背筋、そしてスクワットなど、自分の体重を利用した筋力トレーニングや、踏み台昇降などの運動を行い、できる限り運動能力の低下を食い止めるようにしましょう。

再び登校できるようになったときに備えての、体力の温存にも役立ちます。

少しでも机に向かって勉強をする努力をする

毎日家の中で好きなことばかりしていると、机に向かう気力を失ってしまいます。

内容が身に入らなくても、また1日30分だけでもよいので、机に向かって教科書を読んだり、問題を解いたりして、じっと机に向かう訓練を続けましょう。

机に向かい続けることは、フリースクールなどに通い始めた際にも、勉強のための必要な集中力を残しておくために、とても重要なことです。

規則正しい生活を維持する

学校に登校せずにずっと家にいると、とかく生活リズムが乱れがちになります。

生活リズムの乱れは、心身のリズムの乱れにもつながります。

起床時間や消灯時間は常に適切な時刻に設定し、一日の間でやることも決めておくとよいでしょう。

「やることリスト」などを作って、一日の中で決めた、やるべきことをチェックできるようにすると、なお良いでしょう。

まとめ

不登校の子たちが普段やっていることと、これからやるべきことの「2つのやること」について解説しました。

この不登校の期間を充電期間と捉え、今まで通っていた学校に戻る以外にも、子供たちにとってふさわしい、再起を目指すための選択肢を、じっくりと模索するのもよいかもしれません。

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