不登校を放置してはならない3つの理由

不登校をそのまま放置すると、どのようになってしまうのでしょうか?

不登校を続けている子供たちにとって、少なくとも、将来の人生に大きな影響を及ぼすことは確実です。

そのために不登校を放置してはならない、その3つの理由について、これから説明します。

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生きるための経験値が乏しくなる、2つの理由

(1)勉強が疎かになるから

不登校を始めた最初のうちは、何とか自分で勉強を続けようと思うものです。

しかし家にいると、机に向かう強制力や教師となる存在がいないため、勉強を進めるにつれて難易度が上がっていくうちに、挫折してしまう傾向にあります。

だんだんと勉強が分からなくなるにつれ、教科書やノートを開かなくなり、ゲームや漫画といった、自分の好きな物事や楽な物事へと逃避してしまいます。

このような状況で不登校を放置すると、勉強が疎かになり、ひいては遅れも目立つようになってきます。

(2)社会経験が乏しくなるから

不登校の子供たちは、家にいることが多いため、家族以外の人たちとの接触がほとんどありません。

学校生活自体、クラスメートや同学年ばかりでなく、教師や先輩、そして後輩との関わりもあるため、人間関係について学ぶ機会が多く、社会経験の一環としての側面も持ち合わせています。

不登校を放置すると、そのような経験の機会が失われることによって、子供たちが成人してからの人生に、大きな影を落とすことになります。

生きる力を決定的に奪う、最大の理由

(3)将来引きこもりになる恐れがあるから

(2)でも述べた通り、不登校になると、家族以外の他者と接する機会がほとんどありません。

さらに不登校の子供たちの部屋が、彼らに関わる物事を完結させることができるくらい快適な環境の場合、なおさら、人と接することが億劫になりやすくなります。

それに加えて、もしも親御さんがお子さんのために食事を部屋に運んだり、身の回りの世話をしすぎたりすると、お子さんは余計動こうとする気がなくなります。

そして、そのような状態で不登校が長期化すると、進学あるいは就職すらままならず、引きこもってしまう恐れがあります。

そのため、もしもご自身のお子さんが不登校になってしまった場合、無理矢理学校へ通わせようとすることはもちろん禁物ですが、放置することは、さらしてはならないことなのです。

まとめ

不登校を放置してはならない理由として、以下の3つが挙げられます。

(1)勉強が疎かになるから
(2)社会経験が乏しくなるから
(3)将来引きこもりになる恐れがあるから

学校へ戻す以外にも、フリースクールなど、家族以外の他者と接する機会を設けて、家の中でこもりっきりにならないよう、対処する必要があります。

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