不登校が続きずっと家にいると、とかく運動不足になりがちです。
とは言っても容易く外には出られないものです。
ここでは、不登校で家にいながら、運動不足を解消する方法はあるのかについて、解説していきます。
不登校では容易に外へ出るのは難しい
不登校になってからの外出は、学校に通うみんなとの鉢合わせが、いちばん辛いものです。
特にいじめが原因での不登校に至っては、なおのことです。
また、みんなが登校してからの外出も、近所の目が気になったり、警察から職務質問されたりすることがあります。
もしも外出をするならば、ひと気の少ない早朝の時間を狙うという手があります。
まだ不登校になったばかりで、生活のリズムが崩れていない場合には、ランニングを兼ねて早朝の外出もできることでしょう。
しかし、不登校が長期化して、生活のリズムが崩れてしまった場合、早起きは難しくなります。
それでは、外出のチャンスに恵まれない不登校の子たちにとって、家の中で運動不足を解消する方法はあるのでしょうか?
次に、その疑問について解説します。
家にいながら運動不足を解消する方法ってあるの?
家にいながら運動不足を解消するためは、意外と多くの方法があります。
まずは「家事の手伝い」
洗濯物をベランダまで運んで干す作業や、掃除機をかけて部屋の掃除、そしてお風呂の掃除は、結構体を動かします。
親孝行もできて一石二鳥です。
手軽に自重トレーニング
手元にダンベルがなくても、腕立て伏せやスクワット、腹筋や背筋など、自分の体重を負荷にした筋トレは、手軽に、しかもハードに運動不足を解消してくれます。
筋トレは基本無酸素運動ですので、有酸素運動と組み合わせると、肥満予防にも効果的です。
有酸素運動もしっかりと押さえておこう
家でも有酸素運動は、ある程度行うことができます。
踏み台を用意しての踏み台昇降やフラフープ、ちょっと購入費用がかかりますが、トランポリンも有酸素運動の効果があります。
集合住宅の場合、床の振動に配慮しなければなりませんが、リズミカルな動きも養うには、エアロビクスも効果的です。
もちろん体の柔軟性も大切
学校に通う年代は、体の柔軟性が最も優れている時期です。
体の柔らかさに恵まれている年代だからこそ、学校への復帰を見据えて、ストレッチングは欠かさず行うようにしましょう。
まとめ
不登校になると、なかなか外出をためらうことが多いことかと思います。
けれども、家にいながら運動不足を解消する方法は、たくさんあります。
ストレッチング・有酸素運動・無酸素運動をうまく組み合わせたメニューに加えて、家事の手伝いも行えばきっと、運動不足も解消できるとともに、親御さんも助かることでしょう。