中学生の不登校を防ぐため不登校になる早い段階で気づくには

不登校はある日突然学校へ行けなくなるように見えますが、注意していれば、不登校になっていく段階の行動があることが分かります。

中学生の不登校も、早い段階で気づいて親が正しい対処をすることで、大事になるのを防ぐことができます。

中学生が不登校になる初期の段階の行動と、親の対処の仕方についてまとめました。

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中学生の不登校にみられる特徴と初期段階で気づくには

不登校の始まりと進んでいく段階は?

不登校は、学校へ行きたがらずに、朝起きられなくなることから始まります。

学校に行けたり行けなかったりを繰り返すうちに、やがてエネルギーが切れたようになって不登校になります。

完全に学校へ行けなくなると、自室にひきこもったり、中学生以上では昼夜逆転の生活になることも多く、解決に時間がかかります。

初期段階に多い行動は?

不登校の初期段階の行動で多いのは、朝なかなか起きてこなくなることです。

それまで寝起きが良かった子でも、親が起こしてもなかなか起きなくなり、病気でもないのに頭痛や腹痛といった体調不良を訴えることがあります。

また、起きて支度をしたものの、いつまでも玄関先に座り込んで、グズグズしているといった行動がみられます。

同時に、学校での出来事や友達の話がそれまでより少なくなる、聞いても話したがらないといった兆候がみられることがあります。

中学生の不登校を防ぐ早い段階での親の対応とは

では、中学生に不登校の初期段階の兆候がみられる時には、親はどのように対応したらいいのでしょうか。

無理に学校へ行かせない

学校へ行きたくないと言われると、親は驚いて叱ったり説き伏せたりして学校へ行かせようとしますが、無理強いするのはよくありません。

思い切って学校を休ませることで本人の気持ちが安定し、また元気を取り戻して学校へ行けるようになることも多いものです。

大切なのは、学校へ行きたくない気持ちを親が分かってくれていて、学校へ無理に行かされることはないと本人が思えることです。

日中はできるだけ子どもと過ごす

学校を休んだ日は、親はできるだけ一緒にいる時間を作るようにします。

不登校の理由について無理に話し合おうとしたり、明日は学校へ行くように説得したりということは避けます。

日常と変わらない普通の会話を心掛け、中学生が話したいことがあるようなら、じっくりと耳を傾け、否定せずに気持ちを受け止めてあげるようにします。

中学生が不登校になる早い段階で気づくにはのまとめ

不登校の始まりと進んでいく段階は?

・朝なかなか起きられなくなり、学校へ行くのを嫌がったり、行ったり行けなかったりを繰り返すうちに不登校になる。

・完全な不登校が長くなると、自室にひきこもったり、昼夜逆転の生活になることも多く、解決に時間がかかる。

初期段階に多い行動は?

・不登校の初期段階の行動で多いのは、朝なかなか起きてこなくなることで、病気でもないのに頭痛や腹痛といった体調不良を訴えることも多い。

・起きて支度をしたものの、いつまでも玄関先に座り込んで、グズグズしていることが多い。

・会話では、学校での出来事や友達の話がそれまでより少なくなる、聞いても話したがらないといった兆候がみられる。

不登校を防ぐ早い段階での親の対応

・思い切って学校を休ませることで本人の気持ちが安定し、元気を取り戻して学校へ行けるようになることも多いので、無理に行かせようとしない。

・学校へ行きたくない気持ちを親が分かってくれていて、学校へ無理に行かされることはないと本人が安心できることが大切。

・できるだけ一緒にいる時間を作り、中学生が話したいことがあるようなら、じっくりと耳を傾け、否定せずに気持ちを受け止めてあげる。

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