不登校になった中学生が早期解決のために親ができる3つのこと

小学校では楽しく学校に通えていた子が、中学生になって急に不登校になってしまうことは珍しくありません。

多感で難しい年頃で、親とのコミュニケーションも少なくなりますが、解決のためには家庭での適切な対応が大切です。

中学生が不登校になった場合に、早期解決のために親がしなければならないことについてまとめました。

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まずは中学生が不登校になりやすい背景について知っておく

早期解決のためには、まずは親が中学生の抱えやすい問題について理解しておく必要があります。

中学生で不登校になってしまう理由には、次にあげるような環境の変化や悩みが背景にあると考えられています。

複雑になる人間関係

中学校では教科ごとに先生が変わるため、小学校の時よりたくさんの先生と接することになります。

また、部活での先輩後輩との付き合いなども加わり、人間関係がより複雑に変化します。

将来への不安

中学生は、目の前に控えた高校受験など、将来についてより真剣に考えなければならない時期です。

自分のやりたいことが分からない、親の期待に応えられないといった、将来に対する不安を少なからず感じています。

理想とギャップ

中学生になると、成績や部活動での活躍など、生徒どうしの優劣の差が小学生の時よりはっきり分かるようになります。

自分の理想通りにいかないことも多くなり、そのギャップに挫折感や無力感を持ってしまう子どももいます。

不登校の中学生の早期解決のために親ができる3つのこと

休ませる

中学生の不登校は、上記のような理由で精神的に疲弊して学校へ行けなくなってしまうことがほとんどです。

そんな状態の時にしつこく理由を聞いたり、無理に学校へ行かせようとするのは禁物です。

疲れ果てて休養が必要な状態なのだと心得て、まずは親が学校へ行かないことを認めて休ませてあげましょう。

先生や友達に協力してもらう

家庭で落ち着いて過ごさせてあげ、休養ができて少し前向きな気持ちがみられるようになったら、先生やクラスメイトに協力をお願いしましょう。

友達に遊びに来てもらったり先生に声掛けをしてもらうことで、学校で皆が自分を待ってくれていると感じることができれば、子どもも学校へ行きやすくなります。

子供への接し方を変える

不登校には、やはり親子関係が大きく影響していることほとんどで、放任主義でも過保護でも子どもが不登校になる原因になります。

親子の時間がきちんと持てているか、親の考えや愛情を一方的に押し付けていないか、親は子育てについて考え直す必要があります。

中学生が不登校になりやすい理由と親ができる3つのことまとめ

中学生が不登校になりやすい理由

・接する先生が増えたり、部活での先輩後輩の付き合いなど、小学校の時よりも複雑になった人間関係へのとまどい。

・高校受験や将来の夢、親の期待など、将来に対する不安を感じている。

・成績や部活動などで思うようにいかないなど、自分の理想と現実との間にギャップを感じやすく、挫折感や無力感を持ちやすい。

不登校の中学生に親ができる3つのこと

・しつこく理由を聞きだすのはやめ、休養が必要な状態なのだと心得て、まずは親が学校へ行かないことを認めて休ませてあげる。

・本人が元気になってきたら、クラスメイトや先生に呼びかけてもらうなど、子どもが学校へ行きやすい環境作りを周囲にお願いする。

・親子の時間がきちんと持てているか、親の考えや愛情を一方的に押し付けていないか、親は子育てのあり方について考え、子どもへの接し方を変える。

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