不登校を解決するのに農業がおすすめな理由

不登校となると家にこもりがちになってしまうことから、外の世界とのつながりがほとんど絶たれてしまいます。

様々な世界を知ってもらうためにも、不登校の子供に農業をさせるというのはどうなのでしょうか。

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農業生活を送ることが不登校解決のきっかけになる?

不登校となる子供の多くは、優しくて周りに気遣いができる優しい性格の子供が多いとされており、あまりに周りを気遣うあまり自分が疲れてしまい学校に行きたくなってしまうことが多いようです。

たかが学校生活で、と大人は思いがちですが子供の世界は大人が思っている以上に過酷で残酷なものです。

いじめられている子供がいてもスルーする教師もいれば、クラスでよってたかって無視するなど、大人よりも純粋であるからこそ余計に残酷な一面を持っています。

そんな世界の中で勉強や部活に励み、人間関係に気を遣い周りに妬まれないように気を遣いながら過ごしている子供なら、いつどんな時に不登校となっても仕方ないのではと言えるのではないでしょうか。

どのくらいの期間がかかるかわからないにしても、少し学校生活から離れてのびのび過ごさせたいと思い、不登校の子供に農業生活をさせようと思う親御さんがいてもおかしくはないと言えます。

では、不登校の子供に農業をさせることでどんな効果が期待できるのでしょうか。

不登校の子供に農業生活をさせるのはどうなの?

不登校の子供に農業体験や農業生活をさせることで豊かな心を育み、また命の大切さを知る良い機会ができるとして不登校の改善につながるきっかけになることもあるとされているようです。

それほど数は多くないですが、実際に不登校の子供を受け入れる農業団体などもあり不登校の子供が農業を学ぶのに通っていることもあるようです。

農林業者が技術指導に当たり、その他にも子育て支援のボランティアなどがいて親身に農業について学ぶこともできるため、興味がある子供は特にそうですが中には興味がない子供でも意外と楽しんで行える場合もあるようです。

煩わしい学校生活や受験戦争のことは忘れて、自由にのんびりと農業生活を体験することで、「いろいろな世界があっても良いんだ」と学ぶことが出来るだけでも良いのではないかと思われます。

様々なことをしてもなかなか不登校の解決の兆しが見られない場合には、一度考えてみても良いかもしれません。

農業生活を送るデメリットもある?

農業生活を送ることが、不登校の子供によって良い体験となる不登校のきっかけにつながることもあると言えますが、当然デメリットも存在します。

本人が行きたくないといっているのに親御さんが無理に行かせた場合、農業を手伝う先でもやる気が見られないことで支援先の人に注意されるなどして帰って自信を無くしてしまうこともあると言えます。

また、3分歩けばコンビニ、スマートフォンがあるのが当たり前の生活を送っているような子供の場合、農業先では今まで通りの生活ができないことによってかえってストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。

その他にも、最近の子供は綺麗好きな傾向にあるため農業や酪農などで汚れたり臭いや虫がいるのに耐えられないと長続きしないことも考えられます。

そして、自分たちで想像している以上に農業生活を送るのは過酷であり、これなら普通に家にいた方が良いと思ってしまうこともあるかもしれません。

農業生活で不登校の改善のきっかけを作ろうとするのは決して悪い事ではないのですが、ただ安易に始めるのではなくそれなりに大変さを覚悟してから始めてみるのが良いと言えるでしょう。

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