不登校経験者でも結婚することはできる?

学生時代に不登校の経験があった場合、結婚できるのかどうか不安に思われている人も多いのではないでしょうか。

また、結婚した相手に不登校であった過去を話した方が良いのでしょうか。

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結婚する時不登校の過去は隠した方が良い?

学生時代に不登校を経験する割合は少なくないとされています。

様々なことが進化したり多様化する一方で、学生の頃は色々なことや人間関係に縛られやすい時期でもあり、みんなと同じにしていないといじめられたり仲間外れにされることを恐れて、周りから浮かないように気の染まらなくても自分を押し殺して過ごしている子供も少なくありません。

特に、優しくて周りに対する気遣いができる子供こそストレスを溜めやすく、それが溜まりに溜まって不登校という形で現れる子供も少なくないでしょう。

学生時代を卒業し大人になれば、学生時代に不登校だったことなんて何のこともありませんが、とにかく学生時代はきつかったという人も多いとされています。

そうやって、不登校だった学生時代を過ごして大人になった今、結婚を考える人があらわれた時に自分の不登校であった過去を伝えるべきか悩む人も多いのではないかと思われます。

では、結婚する相手に対して不登校であることは隠した方が良いのか、それともしっかりと話すべきなのでしょうか。

不登校も人生経験の一つ

不登校であったことを、悪い過去であるととらえてしまいがちな人は多いと思われますが不登校も、言ってみれば長い人生の中の経験の一つです。

確かに、ほかのみんなと同じように学校に通うことが出来ず、自宅学習やフリースクールなどで過ごす日々はつらかったかもしれません。

しかし、本来なら他の子供と同じように学校生活を送って平々凡々に進学し、そのまま大学、そして就職と当たり前の人生経験をするはずが、不登校となったことで全く別の角度から世界を見る機会に恵まれたという考え方はできないでしょうか。

誰かが引いてくれた当たり前のレールを、誰かと同じように歩いていくのは実は至極簡単なことでもあり、難しいことでもあります。

不登校になってしまったということは、自分も当たり前のレールを歩くはずがうまく歩けなかっただけであり、それなら自分で切り開いて他のレールを歩いてみようと思いつくこともあるでしょう。

そして何より、不登校であることを乗り越えて今普通に誰かと結婚しようとなるまで頑張ってきたのだからこそ、これから先、どんなことがあっても乗り越えることが出来るのではないでしょうか。

結婚する相手の器を測るチャンス

不登校である過去を、結婚する相手に話すことをためらう気持ちがあることはもちろん理解できます。

自分が不登校経験者である場合、相手がそのことを知ったら引いてしまって結婚自体が破棄になってしまうのではないかと思われる人もいることでしょう。

結婚破棄をされないために、不登校であった過去を黙ったままでいるのは自由かもしれませんが、なんだかすっきりしない感じがすると思われます。

また、学生時代に不登校だったことがバレてしまうのを気にしながら結婚生活を送るのは不安ではないでしょうか。

加えて、あなたが結婚したいと選んだ人はあなたに不登校の過去があったことぐらいで結婚破棄をするような器の小さな人間なのでしょうか。

もし、あなたが結婚相手に選んだ人が、不登校であった過去を話して結婚を破棄するような人物であったなら、そんな人はこちらからお断りするべきです。

不登校に対して、脱落者や落ちこぼれなどの烙印を押すような人なら、むしろ結婚しなくてよかったと思わないでしょうか。

あなたが正直に話したら、「それは大変だったね」「良く話してくれたね」とほめてくれるかもしれませんし、逆に「実は私(俺)も不登校だったんだよ」なんて展開になることもあるかもしれないでしょう。

不登校も、人生経験の一つだととらえて前向きに進んでみてはいかがでしょうか。

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