不登校と脳の働きとの関係

子供が急に不登校となると、このまま永遠に学校に行かなくなるのではと親としては不安になることでしょう。

不登校になる原因の一つとして、脳の働き過ぎが原因かもしれないことをご存知でしょうか。

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子供が不登校になった!どうすればいい?

毎朝元気に学校に行っていたと思っていたら、急に子供が「学校に行きたくない」と言い出したら親としては焦ることでしょう。

このままずっと学校に行かなくなることで、学校だけでなく社会にも適応できなくなるのではと子供の将来を心配してしまうのも親としての当然の感情と言えます。

確かに、子供が不登校になった場合親としては不安になると思われますがそれ以上に不安を抱えているのは当事者である子供自身です。

そのため、子供が不登校になっても無理やり学校に行かせるのではなくまずは子供の気持ちや考えを聞いてみるのが良いと言えます。

不登校の場合、もしかしたら脳の病気の可能性もあるかもしれないからです。

不登校の原因は脳の働き過ぎ?慢性疲労症候群とは?

不登校の原因は様々なことが考えられますが、その原因の一つとして脳の一部が働き過ぎていることが原因で不登校となっていることも考えられます。

20~50代に患者が多いとされる病気で、原因不明の疲労や倦怠感により半年以上社会生活が送れなくなる病気に「慢性疲労症候群」というものがありますが、実はこれが大人だけでなく子供にも表れる病気だとされているのです。

原因不明の疲労や不眠症などの睡眠障害などによって不登校となっている子供の脳の働きを調べたところ、脳の一部が異常に働き過ぎて活性化してそのせいで疲労していることが分かったのですが、これが小児慢性疲労症候群という病気とされているのです。

いじめを受けた、学校で嫌な思いをしたなど、不登校になるようなはっきりとした理由がないのにもかかわらず、倦怠感や疲労感がひどくて学校に行けないという場合には、もしかしたらこの病気の可能性が高いと言えます。

小児慢性疲労症候群は不登校となっている子供の実に8割以上が抱えているとされており、それに対する良い治療法は解明されていないようです。

学校に行かせることよりもライフスタイルを変えてあげる

特に大きな理由もないのに子供が不登校となると、学校をさぼりたいのでないかと親としては無理にでも行かせた方が良いのかと悩むこともあるかと思われます。

しかし、嫌がっている子供を無理に学校に行かせたところでどんな良い結果が待っているのでしょうか。

子供の将来が心配、このままニートになるのではないか、など親の不安を子供に押し付けてしまっては元も子もありません。

子供自身も良く意味が解らないまま不登校になっている可能性もありますので、まずは子供の意見や行動を尊重してあげるのが優先順位と言えます。

学校に行けないからと言って、それで人生の落ちこぼれとなるわけではなくそこから新たな可能性や未来が広がっていることだって十分考えられますので、まずはじっくりと子供と向き合い、これからのことについてゆっくり考えていくのが良いのではないでしょうか。

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