不登校で発達障害の子供の割合はどれくらい?

発達障害の子供は不登校になりやすいと言われていますが、その割合はどれくらいなのでしょうか。

また、発達障害の子供が不登校になった場合、親としてはどう対応するのが良いのでしょうか。

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発達障害の子供が不登校になりやすい理由とは?

発達障害の子供は不登校になりやすいと言われていますが、実際に発達障害とはどのようなものなのかご存知でしょうか。

一口に発達障害といっても大きく分けて3つの傾向があるとされており、自閉症やアスペルガー症候群に代表される広汎発達障害や注意欠陥多動性障害、知能の遅れはないのに記憶や暗記、書く、話すといった能力が困難である学習障害などがあります。

最近では発達障害のことが一昔前に比べて聞かれるようになってきたものの、それでも発達障害に対する理解はまだまだ少なく、それによって当事者である本人が周りとうまくコミュニケーションが取れなくなったりトラブルに発展することで学校に行くことが嫌になり不登校となるケースがあるとされています。

また、学習障害の場合は勉強について行けず、結果的に不登校となることもあるようです。

逆に、特に何の障害もないと思ってたら不登校が始まったことで実は発達障害を抱えていたことに気づくケースもありますので、親御さんとしては常に子供の変化に注意を払っておくのが良いと言えます。

発達障害の子供が不登校になる割合は

では、実際に不登校となっている子供の中で発達障害の子供はどれくらいの割合でいるのか気になるところです。

どんな発達障害によるかも異なりますが、学校生活を送る上では様々な能力が必要であるためその能力が人より未発達だった場合には周りにうまく溶け込むことが出来ずに不登校となってしまうことも多いとされています。

それだけでなく、学校や教師などが発達障害に対する理解がちゃんとなかった場合、他の子と同じようにできないことがふざけていたりいい加減なのではないかと思われて傷つく言葉を言われて不登校になってしまうケースもあるとされています。

不登校になる子供の中で、実際に発達障害の可能性がある、または発達障害だという子供の割合は全体の3割程度とされています。

とりあえず今現在は学校には通っているものの、不登校になる可能性が高いとされている子供は20人に1人の割合でいるとされており、このように発達障害で不登校となるケースは非常に多いことが考えられるのです。

親としての対応はどうするべきか

もともと発達障害で不登校となった場合でも、不登校から発達障害が発覚した場合においても、発達障害自体をそんなに怖がる必要はないと言えます。

しかし、隔絶された学校生活の中では、発達障害であることで子供自身が嫌な思いをしたり学校生活に馴染めずに不登校となることは多いと言えるのですが、親としてはどんな対応をしていけばよいのか気になるところでしょう。

発達障害だと、必ず不登校になるというわけではないにしても通常学級の場合どうしても子供が学校に馴染めなくなってしまうのは仕方ないとことと言えます。

親の気持ちとしては、何とかこのまま学校に生き続けて欲しいという気持ちが強いかもしれませんが、学校に通うのは親ではなく子供自身です。

発達障害の子供に限らず、子供自身がそれほど学校に行きたいと思っていないのに親が無理に行かせることは返って悪化する近道になることもあります。

そのことから考えると、必要であれば特別支援学級や特別支援学校に通うことも必要になってくると言えます。

不登校になった場合、大切なのは子供がどうしたいのかということですので、親としても気持ちが焦ることもあると思われますが子供の気持ちを優先してその先の進路を決めていくのが良いのではないでしょうか。

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