学校へ行きたくない理由が頭痛だった場合、親としては対応に困りますよね。
不登校の理由が頭痛だった場合、親はとしてはどう対応したらよいのでしょうか。
「頭痛がするから学校に行きたくない」と言われたら?
風邪で熱があってだるい場合、頭痛がすることもあると言えますが、病気でも何でもないのに子供が「頭痛がするから学校に行きたくない」ということもあるかと思われます。
最近では子供でも偏頭痛などで悩む子も多く、頭痛専門外来に足を運ぶ人もいるくらいですので、親として対応に困るところです。
特に、頭痛は自律神経などとも密接にかかわっていますので、何か大きな病気なのではないかと不安に思うこともあるでしょう。
しかし、それが熱や風邪のせいではなかった場合、あるいは毎朝学校に行く時間になると頭痛がするから休みたいという場合、「もしかして不登校になる前兆なのでは?」と思うこともあるでしょう。
親としては、どのような対応をするべきなのでしょうか。
頭痛がするのは心身症タイプ?
朝、学校に行く時間になると子供が「頭痛がするから学校に行きたくない」という場合には、どんなことが考えられるのでしょうか。
もちろん、脳や頭の病気なども疑う必要がありますが、頭痛がするのは心身症タイプの不登校である可能性も考えられます。
心身症タイプの子供は、学校や対人関係においては優しく気遣いのできる子が多いとされていますが、それは周りに気を遣いすぎることでストレスを感じやすい一面を持っています。
学校に行くと、また周りに気を遣わなければならなくなり本人の気の休まる時間が持てないことから、学校に行く時間になると頭痛はもちろん、腹痛や嘔吐をしてしまうこともいるのです。
親としてはどう対応したらよい?
子供が学校に行くことにストレスを感じ不登校となってしまっている場合、親としてはどう対応したらよいのか気になるところです。
親の対応としては、まず本当に頭や脳の病気がないか医療機関で調べてもらうことも必要ですが、不登校専門のカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
なぜなら、学校へ行くことがストレスとなっていることに気づいていない子も多く、なぜ学校に行く時間になると頭痛がするのかわかっていない子も少なくないからです。
そのため自分の自己ストレスに気づかせるためにも、不登校になってしまう自己ストレスを認識させそれを改善に導くようにするのが良いと言えます。
なぜ不登校になるのかその原因やまた普通に登校するためにはどうしたら良いのかなど、子供だけでなく親御さんも一緒に考えてみてはいかがでしょうか。