高校生とうつ病の関係性は?不登校の原因になる?

うつ病を発症するのは今や大人だけでなく、高校生などにも発症する可能性があるとされています。

高校生がうつ病となった場合、不登校の原因になることがあるのでしょうか。

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高校生でうつ病となった場合、不登校の原因になる?

今や現代病とも言われているうつ病は、もはや他人事とは言えないくらいに蔓延している精神疾患の一つです。

高校生といえば、若くて何でも楽しいことばかりで輝きに満ちており、なぜそんなに悩む必要があるのだと、すでに高校生時代を過ぎてしまった大人からすればそう感じることもあるでしょう。

しかし、高校生の方が様々な悩みに対して切実ということも考えられます。

大人の場合、仕事や子育てなどに追われて悩みたくても悩む時間がないくらい忙しい反面、仕事や子育てを忙しくすることで悩む暇がなく返って悩み事を忘れてしまったり発散することもできると言えますが、高校生などの学生の場合自分のことだけ考えて行動していれば良いので悩む時間がたくさんあります。

加えて、中学から高校に進学する時期は友達はもちろん、学校が変わるなど様々な環境の変化が訪れる時期です。

その環境の変化にうまく対応できず、うつ病となり結果的に不登校となってしまうこともあると言えます。

また、思春期で周りの人間の行動や発言、目なども非常に気になるため、自分がそこから外れているのではと感じるとさらに疎外感が強くなり、「何をしていても楽しくない」「死にたい」と考えるようになることもあるので注意が必要と言えます。

高校生で不登校となっている場合には、うつ病が原因となっている可能性も高いので親の方でもしっかりと子どもを見ておくことが望ましいでしょう。

高校生の不登校は適応障害の可能性もある?

高校生になり、新たな生活が始まろうとしているときに限って朝起きられない、倦怠感が続いて疲れているという理由から不登校となるケースもあるとされていますが、それは適応障害かもしれません。

適応障害とは精神疾患の一種であり、進学や受験、就職など大きなイベントの際に過度なストレスがかかることによって環境の変化に耐え切れず発症してしまう症状とされています。

うつ症状を始め、不眠や頭痛、不安感や長く続く憂鬱など様々な症状があらわれるとされていますが、これが原因によって不登校となっていることも十分に考えられます。

適応障害の場合、過度なストレスの原因が解消されれば快方に向かうこともあるとされていますので、何か子供の様子がおかしいと感じたら無理に学校に行かせようとせずにまずはどんなことにストレスを感じているのかをはっきりさせ、そのストレスを解消していくのが良いと言えます。

重症化する前に早めに対処しよう

現在多くの会社などにおいて体の健康だけでなく心の健康のことを考えたメンタルヘルスのことが叫ばれていますが、それでもうつ病となり会社を休職または退職したあと新たな職にも就けなくなり生活保護を受けている人も少なくありません。

そのため、高校生の時のうつ病が不登校を呼び、そのままうつ状態が長引くことも十分に考えられますので、おかしいなと感じたら早めに対処していくのが良いと言えます。

また、高校生などの若いうちであればうつ病を発症し不登校となった場合でも早めに回復を期待することが出来ると言えますので、手遅れにならない前に心療内科や精神科に受診してみることをおすすめします。

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