不登校となってしまうと学校の授業が受けられず勉強に遅れが出てしまうのが問題と言えます。
その前に、子供が全く勉強してないのは大丈夫なのでしょうか。
不登校で勉強してないけど、問題ない?
不登校になる理由も様々なことが考えられますが、親御さんが気になるのは不登校によって子供が勉強しなくなることではないでしょうか。
学校に行っていればある程度強制的に勉強せざるを得ない状況に追い込まれますので、仕方なく勉強をすることはあるかもしれませんが、不登校になってずっと家で過ごして全く勉強してないわが子を見て、不安になる親御さんは多いと思われます。
確かに、不登校となると授業に参加できないので自主的に勉強しない限りは遅れが出てしまう可能性があり、学校の勉強について行けなくなることからそれが結果的に不登校が長引く要因となることも考えられるでしょう。
そのため、勉強してない状態を何とか脱出したいと考える親御さんも少なくないと思われますが、子供に勉強させるにはどうすれば良いのでしょうか。
やる気がないときに無理に勉強させるのはNG!
不登校になるには様々な原因が考えられ、人間関係がうまくいかずに不登校となっている場合もあればそもそも勉強が苦手でついていけなくなり学校が面白くなくなって不登校になることもあると言えます。
とはいえ、学生時代の勉強は基礎でありとても大切ですので勉強してないままの状態を放っておくわけにはいかないと言えるでしょう。
塾に通わせたり、家庭教師を付けたりして勉強させたり、最近ではweb学習などもあるので自分が勉強したいときに勉強することもできると言えます。
ただ、いくら勉強してないからと言って本人にやる気がないときに親が焦って勉強させようとするのはあまり好ましい行為とは言えません。
当事者である子供だって、不登校となり勉強してない自分に焦りを感じ、そこから逃げ出したいからこそ現実逃避としてゲームをしたり遊んでばかりいると思われます。
もちろん、子供の気分に合わせて動くのは大変ですが、今はまだ子供なりに勉強したくない理由があるのだと思って、勉強してないと思っても温かく見守ってみてはいかがでしょうか。
勉強するなら得意分野から
不登校になって勉強してなかった子供が、どのくらいの期間が経てばやる気になるのはそれぞれ個人差があると言えますが、子供が勉強をする気になったらまずは得意分野の科目を勧めてみることをおすすめします。
最初から苦手な科目を始めてしまうと、躓いてやる気をなくしてしまう可能性もありますので、自信をつけて他の教科も勉強しようという気持ちになるためにもまずは子供が得意な教科から勉強するように促してみましょう。
不登校で勉強してないとこの先の将来のことを考えて不安になってしまうのは当然と言えますが、親の焦りは子供に伝わってしまいますので急がず慌てずどっしりと支えてみてはいかがでしょうか。