不登校は引っ越しがきっかけで起こることもある?

旦那さんの会社の都合で各地を転々とする転勤族は、今の日本において7割もいるとされています。

そうやって新しい土地に引っ越ししたことがきっかけで子供が不登校となってしまうことはあるのでしょうか。

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転校は子供の大きなストレスとなる

「お父さんの仕事の都合で転勤」も、1~2回程度であれば仕方ないと思うこともあるかもしれませんが新しい土地に馴染んで友達もできたところでまた転勤となって学校を転校となると、その影響によって子供が不登校となってしまうケースもあると言えます。

なぜなら、転勤による引っ越しや転校は、大人が思っている以上に子供にとって大きな負担となるからです。

お父さん自身も仕事で頑張っているのだから応援しなきゃいけないという気持ちはあるものの、また引っ越しとなり新しい学校で新たな人間関係を築き学校生活に馴染んでいかなければならないのはほかならぬ子供自身であり親が代わってあげることはできません。

子供自身が引っ越しや転校に慣れてその土地土地でもうまくやって行ける子供なら問題はないかもしれませんが、そう強い子どもばかりではありません。

もしかしたら今まで何もなかったのは子供が自分の力以上に頑張って学校生活に馴染もうとしてたから何のトラブルも起きなかったかもしれないのです。

引っ越しで不登校となっても子供を責めないで

大人は仕方ないと思えることでも、まだ精神的にも肉体的にも幼い子供にとっては引っ越しした先の新しい環境でやって行くというのは並大抵の努力ではできないこともあります。

特に、同じ土地に2~3年いたらまた転勤に伴う引っ越しということを繰り返しているうちに、言葉にしなくても頭痛や腹痛など体の不調として表れ始めて不登校になってしまうこともあるかもしれません。

そんな時、親御さんにお願いしたいのは子供を責めないでほしいということです。

もちろん、自分の仕事の都合で引っ越しとなったのだから負担をかけていることは重々に承知だと思われますが、子供は大人が気付かないところで頑張っているし傷ついていることもあります。

それでも、親に心配をかけまいとして何ともないような顔をしている可能性もありますので、引っ越しで不登校となったとしても決して子供を責めないようにしてほしいと思われます。

中学生以降になったら単身赴任を考えても

このように、父親の転勤による引っ越しは子供に大きな負担となり、場合によっては不登校となってしまうことは理解できたと思われます。

では、子供が親の転勤によって不登校にならないためにはどうすれば良いのでしょうか。

子供が不登校になるなど転勤による引っ越しが良くない影響を与えてしまうと考えているなら、父親だけ単身赴任をしておくのが良いと言えます。

そして、その土地での生活が長くなる場合には子供の進学や卒業に合わせて後から家族が合流するのも良いでしょう。

その場合には、小学校、中学進学ではなく中学の卒業のタイミングで合流するのが最も良いと言えます。

小学校、中学校の間は同じ地域の子供たちが周辺の学校に行くので、子供自身がそこで出来た友達と離れたくないと感じることもあると思われます。

高校は、小学校、中学校と違い全く違う地域に住んでいる子供たちが通うので、新しい生活を始めたり新たな人間関係を築くチャンスでもあるからです。

親の都合での引っ越しなら仕方ないと思っても、子供にとっては切実な問題ですのでその辺のことも考えて不登校にならないように努めてみてはいかがでしょうか。

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