不登校の原因は適応障害が原因かも?親はどうするべき?

急に子供が学校に行きたくないと言い出し不登校となった場合、親としては焦りますよね。

その不登校の原因は、実は適応障害が関係しているかもしれません。

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適応障害とはどんなもの?

不登校の原因ともなる適応障害ですが、実はどんな障害なのかはっきりわからない人も多いのではないでしょうか。

そこで、まずは適応障害とはどんなものなのかについて考えてみましょう。

適応障害というのは、過度のストレスなどによって精神のバランスが取れなくなり周りに適応することが難しくなる精神疾患の一つとされています。

適応障害は結婚や進学、就職や転職など人生においての大きなイベントがあった時などにその環境の変化にうまく適応することが出来ずに発症することがあり、心療内科や精神科などに受診することでその病名が分かるとされています。

ストレスが大きくかかる状況などに陥った場合にあらわれる症状なので、そのストレスがなくなると症状もおさまることが多いようです。

長引くとうつ状態となったり不眠症や頭痛などの症状も出ることもあるので、対人関係はもちろん、社会生活や学校生活にも影響をきたすことがあると言えます。

適応障害と発達障害は違う?

適応障害というと、自閉症や学習障害などに代表される発達障害を思い浮かべる人も多いと思われますが、実は適応障害と発達障害は別物だとされていることをご存知でしょうか。

発達障害というのは、前述したように自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、学習障害などがあります。

発達障害の場合、生まれつきの脳の働きに異常があることによって生じる障害ですが、一方適応障害は精神疾患の一つであるため発達障害とは異なると言えます。

良く混同されがちですが、全く別物であるものの学校生活においては馴染めずに不登校となってしまうケースが多いという点では非常に似ているかもしれません。

不登校の原因が適応障害ってことはあるの?

小学校の時は何でもなかったのに、中学や高校に進学して急に不登校となった場合には、もしかしたら不登校の原因は適応障害であることも十分に考えられます。

中学・高校は学校の生徒数も増えて同級生との付き合いももっと大人びたものになり、それに対応できずにストレスがかかってしまう子供も少なくないからです。

また、学校での人間関係をうまくやって行こうとするあまり、無理して周りに合わせることで適応障害を発症してしまうこともあるでしょう。

そもそも子供というものは適応力、順応力に長けているものであるため、適応障害は一昔前までは大人の病気と考えられてきましたが、最近では子供中にもその傾向がみられるようになり、その代表的な症状が不登校としてあらわれることもあるとされています。

だからと言って、不登校になったら必ず適応障害だというのは一概には言えませんが可能性の一つであることを把握しておくことをおすすめします。

どんな場合であれ、不登校においてい大切なのは子供の気持ちに寄り添い、向き合うことですので無理に学校に行かせるようなことはせず、まずは子供とこの先をどうするのか親子で話し合ってみるのが良いと言えるでしょう。

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